実家の先祖に詳しい方の話を聞きに、小田郡矢掛町に行って来ました。
岡山県の西部にある矢掛町は、去年の豪雨災害があった真備町の隣の町です。
矢掛町近くの小田川も、中洲の木々がなぎ倒され、豪雨の激しさを物語って
いました。
矢掛町は矢掛本陣があり、江戸時代に中国地方以西の大名とその一行が
参勤交代の時に立ち寄った宿場町です。篤姫も江戸城にお輿入れの時に
宿泊したそうです。
かつては江戸へ向かう大名行列、江戸から下る大名行列が行きかい、
物流も栄えました。
大名が泊まった本陣です。
間口が約20間(約30m)奥行90mの南北に長い敷地には
十数棟の建物が建っています。
入母屋造りの主屋。
大きな天井には大きな梁があり、歴史を感じます。
泊まったのは、本陣からすぐの矢掛屋さん。
脇本陣だった古民家をリノベーションして再生された古民家型のホテルです。
江戸時代は本陣の補助として、要人が宿泊していました。
本陣と同じく奥行きがとても長く、客室がそれぞれの棟に分かれています。
食事をして外に出たら、明かりに照らされた漆喰の建物と桜が素敵!この石畳の小路の先は裏の入り口ですぐ目の前が小田川でした。そして川の向こうには夜桜のライトアップが・・・。とても幻想的でした。久しぶりに兄弟姉妹、母と揃って、先祖の話も聞けて
新たな事もわかり、感慨い旅でした。
露天風呂のお湯に煙る満開の桜と真っ赤な椿…。
一生忘れられない夜になりました。